巨大オプティマスプライム＆バンブルビーに会える！「トランスフォーマー博」開幕

　日本で生まれ、世界に広がった変形ロボット玩具「トランスフォーマー」生誕30周年と、人気シリーズ映画の最新作『トランスフォーマー/ロストエイジ』の公開を記念して開催される日本初・世界最大規模の「トランスフォーマー博」が9日、パシフィコ横浜で開幕した。

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　開幕式では、本博覧会に特別協力したタカラトミーの代表取締役副社長で最高執行責任者（COO）のハロルド・ジョージ・メイ氏が「ようこそトランスフォーマー博へ。トランスフォーマーは今や日本が誇るグローバルコンテンツに育ちました。トランスフォーマーはメディア連動型のおもちゃで、映画がおもちゃになるのではなく、おもちゃが映画になるという、それくらい強いコンテンツであります。この博覧会には、30年の歩み、歴史、最新の情報まで詰まっているので、家族で楽しんでいただければ」とあいさつ。

　さらに「トランスフォーマー30周年記念大使」に就任したタレントの武井壮も登場し、金属生命体オプティマスプライムの巨大立像を前に「すごい！　ほぼ実物大ですから、ちょっと感動しますね」と笑顔。さらに彼の音頭から会場全員で「トランスフォーム！」の大斉唱。華やかな雰囲気の中、博覧会の幕が上がった。

　会場内には、映画の名シーンを再現したような「ジオラマゾーン」、巨大ジオラマや多面スクリーンなどに投影する、日本初の「3Dプロジェクションマッピングシアター」、約7メートルのオプティマスプライム、約6メートルのバンブルビー、変形前のトレーラーなど巨大立像や車両が一堂に会した「TFセンターゾーン」、トランスフォーマー30年の歴史を、各シリーズのおもちゃや玩具パッケージの原画などを通じて一挙公開する「トランスフォーマーラボ」など、注目のコーナーがめじろ押し。ファン垂涎（すいぜん）の内容となっている。（取材・文：壬生智裕）

「トランスフォーマー博」は8月17日までパシフィコ横浜で開催中