メンズモデル界に枕営業ある…IVANが赤裸々告白
モデルでオネエタレントとしても活躍するIVANが9日、都内で著書「IVANTITY[アイバンティティ]~これが私の生きるRUNWAY(みち)~」刊行記念サイン会を開催し、海外モデルの枕営業事情を赤裸々に明かした。
同書は元パリコレモデルIVANの自伝的ゴシップエッセイ。モデル業界のスキャンダラスな体験をつづった初の著書で、「枕営業があるって本当?」「モデル同士のバトルって当たり前?」「ファッション業界だからボーイズラブも多いの?」など過激なキーワードがズラリと並んでいる。
赤裸々な内容についてIVANは「あくまでわたしがメンズモデルとして見てきた世界なので、これでもマイルドにしている」といい、枕営業は「日本だと売れない女優さんとかがやるイメージがあるけど、(海外では)メンズモデルの枕営業というかステップアップの手段としてするのも見てきた上で書かせていただきました」と事実であることを説明。
海外でのモデル業は「自分を動くマネキンとして自覚している仕事で、簡単にはなれない、すごくシビアで残酷な世界でもあることをわかってもらえたら。ガチでモデルをやっている人たちを応援しているので」と著書に込めた思いも語った。
バラエティー番組「有吉反省会」でオネエであることをカミングアウトしたIVAN。「ふっきれたのもありますし、素でお仕事をさせてもらっているので、毎日楽しい」と心境を明かし、普段は「ボーイッシュな女子なので、土屋アンナちゃんチック」と表現していた。
メンズモデルとして仕事を受ける際には「『俺は男』って、めっちゃスイッチを切り替える。メンズを演じているので複雑なんですよ」と笑いながら、「メンズモデルのIVANとしてテレビに出演してくださいと言われるときは、プライドを持っているので、メンズモデルの状態でヌルヌルバトルとか、女の子をナンパしに行くとかはできなかったり……そこは一線を引かせていただいています」と強いこだわりを持って仕事に臨んでいることも明かしていた。(中村好伸)
書籍「IVANTITY[アイバンティティ]~これが私の生きるRUNWAY(みち)~」は8月11日発売(税込み:1,296円)