「攻殻機動隊」の歴史がここに!貴重セル画など展示の大原画展!
明日8日から開催される「攻殻機動隊25th Anniversary 攻殻機動隊 大原画展」の内覧会が7日、池袋の西武ギャラリーで実施され、その全貌が明らかになった。
「攻殻機動隊」貴重な歴史を振り返る! 大原画展内覧会フォトギャラリー
士郎正宗が手掛けるSFコミック「攻殻機動隊」は、テレビアニメーション、映画と、今なお多くのファンを魅了し続けている人気作。そんな「攻殻機動隊」の誕生から25年を記念して行われる本原画展は、コミック原稿からアニメーション原画、セル画などを通じて、シリーズの歴史を振り返ることができる催しとなっている。
展示会の入り口には、25周年に向け、押井守、神山健治、黄瀬和哉、後藤隆幸、石川光久ら、これまでアニメーションの「攻殻機動隊」を手掛けてきた、歴代メインスタッフによる色紙を展示するほか、多脚戦車タチコマの立体モデルなども設置され、入場者の気分を盛り上げる。
さらに会場内には、映画『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』『イノセンス』や「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「攻殻機動隊ARISE」シリーズなど、作品ごとに分かれたコーナーを設置。中でも『GHOST IN THE SHELL』コーナーでは、現存していた貴重なセル画に版権イラスト、美術原画、本編原画などを用意。緻密に描き出された原画を通じて、世界を魅了した傑作の裏側を垣間見ることができる。さらにコミック原画コーナーでは、本人から直接提供を受けた、士郎正宗PC作画による高品質プリントを展示する。
また、本原画展のためにデザインされた原画展オリジナルグッズや、歴代「攻殻機動隊」シリーズからさまざまなクリエーターが手掛けたイラスト版画などを販売する「物販コーナー」が設置されるほか、開催期間中には、「攻殻機動隊」に携わったクリエーターたちによるトークショー、サイン会なども予定されている。(取材・文:壬生智裕)
「攻殻機動隊25th Anniversary 攻殻機動隊 大原画展」は8月8日から20日まで西武池袋本店 別館2階=西武ギャラリーにて開催