伝説のムリゲー本物なのに…Appleの審査に落ちた!アプリ「帰ってきたコンボイの謎」偽物と思われ
あまりの難しさから伝説のムリゲーとして知られるファミコンソフト「コンボイの謎」をリメイクした無料ゲームアプリ「キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎」のiOS版が、Appleの審査で「偽物じゃないか?」という疑いをかけられ、リジェクトされていることがわかった。同アプリの公式サイトで発表されたもので、現在はメーカーから許諾を得たことの証明を送り、再申請中だという。
本物なんですけど…アプリ「キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎」ゲーム画面
「コンボイの謎」は、最新映画作が公開中の玩具シリーズ「トランスフォーマー」のゲーム化作品で、1986年にタカラ(現タカラトミー)が発売。シリーズの主人公ともいえるコンボイが死んだという設定で、「君の手でコンボイの謎を解け!」という触れ込みで販売されたが、あまりに理不尽なバランスの高難度アクションで少年たちの心を打ち砕き、伝説のムリゲーとして、現在も絶大な知名度を誇っている。
「キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎」は、その伝説のゲームを無料ゲームアプリとしてリメイクしたもの。ゲームアプリ市場で人気のランニグアクションのスタイルをとりつつも、「20秒生き残れたらプロ級」という難易度で、ファミコン時代の理不尽さを、しっかりと再現している。
今月7日から、まずはGoogle PlayでAndroid版が公開。9日からiOS版の公開を予定していたが、オフィシャルサイトの発表によると、公式アプリにもかかわらずAppleの審査で「偽物じゃないか?」という疑惑をかけられ、リジェクトされてしまったという。
しかし、本作はタカラトミーの許諾・監修を経てリリースした「本物」であるため、現在Apple側に本物であることの証明を送り再申請中とのこと。タカラミトミーと同アプリを企画する株式会社ディー・エル・イーも、少し時間はかかるが、今度は無事リリースされるだろうとしている。(編集部・入倉功一)
アプリ「キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎」Android版はGoogle Playで配信中