しずる村上、憧れの人をドン引きさせる 『怪しい彼女』ヒロインとの初対面秘話
お笑いコンビ・しずるの村上純が13日、新宿武蔵野館で行われた韓国映画『怪しい彼女』のロングラン御礼トークショーに出席し、自身大ファンだという本作のヒロイン、シム・ウンギョンとのほろ苦い初対面秘話を明かした。
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70歳の老女が突然20歳の女性に若返ってしまったことから巻き起こる珍騒動を描いた本作。村上は本作を観るのは3回目だそうで、この日も一般客にまじって客席で映画を鑑賞。舞台に上がると「また泣きました。まだ目が腫れてる状態です」としみじみ。
そもそもSF作品が好きだといい、本作について「韓国版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』といっても過言じゃない」と断言する村上。「設定としてはありえないのに、それをここまでリアルに描いて、いい大人をぼろぼろ泣かせてしまう。すごいことだなと思う」と称賛。ウンギョンについても、「世界広しといえど、ここまでの演技ができる人っているのかなと。ベテランぞろいで90点くらいの演技をする役者さんばかりの中でも、100点に近い演技をしていました」とべた褒め。
さらにウンギョンとは今年初対面したとも明かし、「吉本興業が年に一回、お笑いの祭りもせずに映画の祭り(『沖縄国際映画祭』)を開催しているんですが、そこでレッドカーペットに来ていたので、思いっきりコネを使って一緒に写真を撮ってもらいました」と述懐。だが、ファン意識丸出しで近づいた村上にウンギョンは若干戸惑い気味だったともいい、「(ウンギョン出演の)『サニー 永遠の仲間たち』のDVDを持っていって、『ファンで擦り切れるほど観てるんです』と言ったんですけど、なぜかめちゃくちゃひかれてしまって……」と話して会場を笑わせていた。
村上は本作がもし日本でリメイクされたらウンギョン役は二階堂ふみがいいとも発言。「ふみちゃんなら、ちょっとぶっ飛んだ感じのこともできるし、汚いことを言っても下品に映んないと思います。おばあちゃんもできるんじゃないですかね」とその理由についても熱く持論を展開していた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『怪しい彼女』はTOHOシネマズみゆき座、新宿武蔵野館ほか全国順次公開中