オーランド・ブルームが元妻を水に落とし、今カレを殴る衝撃映像
オーランド・ブルームがワイルドで女にだらしない刑事役に挑戦した映画『ケープタウン』の本編映像が公開され、元妻を水に落とし、駆け寄ってきた元妻の現在の恋人を殴るという衝撃的なシーンが明らかになった。オーランドといえば先月末、元妻ミランダ・カーとかつてうわさになったジャスティン・ビーバーに殴り掛かって(※実際に接触はしなかった)世間を驚かせたばかりだ。
『ケープタウン』は、フランス推理小説大賞の他、七つの賞を受賞したキャリル・フェリーの小説「ZULU」を映画化したサスペンス・アクション。南アフリカ・ケープタウンで起きた少女殺害事件をきっかけに、コンビを組む2人の刑事ブライアン(オーランド)とアリ(フォレスト・ウィテカー)が街の深い闇にのみ込まれていくさまが描かれる。
今回公開された映像は、ブライアンが事情聴取と称して元妻が恋人リックと暮らす高級住宅街に赴き、事件、そして離れて暮らす息子について質問しているシーンを抜き出したもの。リックと結婚する予定だと明かす元妻に「懲りない女だ また女好きと結婚か だまされるぞ」と無責任に言い放ち、カッとなってブライアンに殴り掛かった元妻は勢い余って水中にドボン。さらには駆け寄ってきたリックの腹部を殴り、彼まで水中に落として「水浴びしろ」と捨てゼリフを吐くというゲス男ぶりだ。
別れた妻との間に問題を抱え、息子とは疎遠になっており、酒とクスリに溺れているくたびれた警官……というイメージを覆すようなブライアン役にオーランドを選んだジェローム・サル監督は「ともすればステレオタイプになってしまうキャラクターだ。だから実生活でとてもポジティブな印象を与えているオーランドだったら、みんなを驚かせるような新しいブライアン像をみせてくれると思ったんだ」とその理由を説明している。ワイルドなブライアンを喜々として演じるオーランドは必見だ。(編集部・市川遥)
映画『ケープタウン』は8月30日より新宿バルト9ほか全国公開