スゴすぎ!コミケ来場者数!有明に新宿の3倍以上の人が集中!
毎年夏と冬に行われる同人誌即売会「コミックマーケット」(以下、コミケ)来場者について、株式会社ドコモ・インサイトマーケティングと角川アスキー総合研究所が、両社のコミケに関するマーケティングデータを集計・分析した結果をまとめたインフォグラフィックスの公開・配信を開始した。
インフォグラフィックスとは、複数のデータを視覚的にわかりやすくまとめたもの。昨年12月29日~31日に行われた「コミックマーケット85」を例に調査結果がまとめられている。それによると、12月29日午前11時の時点で、会場となる有明の東京ビッグサイトは都内で最も人口が多い地域となり、その数は新宿の3倍以上。夜になるとビッグサイト周辺からはほとんど人がいなくなり、繁華街に人が集中するが、翌日には再びビッグサイトに非常に多くの人が集まってくるといい、コミケの集客数のすさまじさがうかがえる。。
また来場者の男女比では、初日はほぼ同数だったのが、2日目、3日目になるについて女性が減少した。これは会期中に出展するサークルの構成やジャンルの変化が影響していると思われる。
さらに20代のコミケ参加者と一般の20代男女を比較した調査結果も表示。それによると、コミケに参加する20代女性は一般女子と比べてガラケー所持率が高いことがわかる。さらによく利用する遊戯施設として、ディズニーランドも好む一方で、アニソンが歌えるカラオケや、図書館が好きな層が圧倒的。一般の20代男女との違いが明確になっている部分が興味深い。
なお、このインフォグラフィックスは「クリエイティブ・コモンズ 表示-改変禁止4.0 国際ライセンス」(CC BY-ND 4.0)で公開され、改変は禁止ながら、商用・非商用を問わず誰でも自由に利用と配布可能になっている。(編集部・入倉功一)