羽生結弦、女優2人に演技指導?
男子フィギュアスケーターの羽生結弦選手がロッテのチョコレート・ガーナの新CMに出演することが決定し、ガーナのCMキャラクターとして活躍中の女優・土屋太鳳、松井愛莉と共に27日に都内で行われた「ロッテ ガーナ チョコびらきセレモニー2014」に出席した。イベントでは、羽生が土屋と松井に、同じ表現者として演技の心得を教える場面も見られた。
この日、キャッチコピーである「キモチにエール、真っ赤なガーナ」にちなみ、真っ赤な衣装を身に着けた三人。華麗な衣装が見どころのフィギュアスケートでも、自身ではなかなか着ないという真っ赤な衣装に、羽生は「すごくいいなと思いました」とまんざらでもない様子を見せた。
金メダリストとの共演に大興奮の土屋は、同じ表現者として「いい演技をするために心掛けていることを知りたい」と質問。羽生は「僕たちと違って女優さんは順位をつけられることはないが、明確に何位になりたいという目標をもってやればいい演技ができるんじゃないかな」とアドバイスを送るも、「上から目線ですみません」と慌てて謝る姿に、19歳のあどけなさが垣間見えた。
土屋と松井に挟まれて「おきれいなお二方に囲まれて本当に緊張している」と言いつつも、落ち着いた表情の羽生だが、自身が出演するCMが流れると「すごく恥ずかしいですね。あまり見たくないです」と照れ笑い。撮影は試合のように緊張したというが、「終始スタッフや監督が楽しい雰囲気を保ってくださったので、すごく楽しかったです」と振り返ると、松井は「力強くて格好よくて、オリンピックを見ている気分になりました」と大絶賛。
ソチオリンピックで金メダルを獲得後、メディアへの露出が多くなったという羽生は、「今日も楽しみにしてきました」と、いつもの結弦スマイルで会場を魅了。練習に多少の支障はあるが、これからもこのようなイベントに参加したいと希望をのぞかせた。(取材・文:鶴見菜美子)
ガーナミルクチョコレート新CM「チョコびらき」篇、「羽生選手のキモチ」篇は9月2日より放送