黒木メイサ、官能的すぎ!大股開きダンスをピアノの上で堂々披露
女優の黒木メイサが伝説の悪女に挑んだ舞台「VAMP~魔性のダンサー ローラ・モンテス~」の公開ゲネプロが23日、EX THEATER ROPPONGIで行われ、出演者たちが意気込みを語った。この日はほかに中川晃教、水田航生、新納慎也、中河内雅貴、早乙女太一、橋本さとし、そして演出を担当した岸谷五朗も来場した。
「本当は恐ろしいグリム童話」などで知られる桐生操の書き下ろし小説を原作にした本舞台。類いまれなる美貌で次々と男たちを魅了し、そしてその男たちを踏み台にして、のし上がっていくローラ・モンテスのスキャンダラスで波瀾(はらん)万丈な人生をドラマチックに描き出している。そんな魔性の女であるローラを演じることになった黒木は「それぞれ、個性の強い方たちとお芝居をさせていただいているが、皆さんの芝居に引っ張られて、ローラのいろいろな表情を出していけたらと思います」と意気込む。
劇中に登場する5人の男たちをとりこにしていくさまをフラメンコ、タップダンスなどそれぞれジャンルの違うダンスで表現するのが本舞台の特徴。中でも中川ふんするフランツ・リストを誘惑するためにピアノの上で大股開きの妖艶なダンスを披露するシーン、そしてエアリアルという、空中で布を体に巻き付けながら、それをほどきながら落ちていくというエアダンスなどが見どころとなっている。黒木自身も「ダンスも初めてやるものが多くて、皆さんとけいこに入る前から準備をしましたね」と気合いも十分。
そんな黒木の妖艶さを目の当たりにした共演者たちに「黒木メイサの妖艶さは?」という質問も。それに対して中川は「2009年に共演させてもらいましたが、5年の月日がたって、大人になったなと思いました。女性にとって、5年という月日は大きいと感じました。勝ち気なところは健在ですが、そこに母性さえもしっかりと感じさせるところは、まさに魔性だなと思います」とコメント。さらに新納は「日々、LINEで変なスタンプを送ってきて、僕を悩ませるんですが、昨日はとうとう変な下ネタを僕に送ってきて僕を悩ませました」とコメント。そんな男性陣のコメントに黒木は照れくさそうな顔を見せた。(取材・文:壬生智裕)
舞台「VAMP~魔性のダンサー ローラ・モンテス~」は8月24日よりEX THEATER ROPPONGIにて上演