ふなっしー、結婚は無理なっしー!戸籍も住民票もない?
千葉県船橋市の非公認キャラクター・ふなっしーが26日、初の本人役としてゲスト出演する人気アニメ「プリキュア」シリーズの劇場版最新作『映画ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ』の公開アフレコ会見に本作のキャラクター・キュアラブリーと共に出席、声優挑戦の感想やプリキュアの魅力、将来の夢、さらには結婚観(?)まで、いつもの名調子で語った。
プリキュア応援隊長のタスキを掛け、巨大名刺を報道関係者に配りながら登場したふなっしーは、「プリキュア、がんばるなっしー! プリプリ!」とアドリブを盛り込みながら応援アフレコに挑戦。3テイクを録り終え、テンションもMAXに達したふなっしーは、囲み取材でも“舌”好調ぶりを発揮した。
先頃、ふなっしーの熱狂的なファンである大渕愛子弁護士が結婚したことについて、「ファンが幸せになることはうれしいなっしー」と祝福するも、ふなっしー本人の結婚については「戸籍どころか住民票もないから結婚できない、しょせん、梨の妖精なっしーな」とはぐらかす。
また、声優の次には、「エアロスミスと共演したいなっしー!」と途方もない夢を語ったかと思うと、「プリキュアとふなっしーは世界観が合っているなっしー。だから毎週、出してほしいなっしー!」とちゃっかり営業も忘れなかった。
本作は、シリーズ10周年にして11作目となるテレビアニメ「ハピネスチャージプリキュア!」の劇場版。ドール王国を訪れたプリキュアたちが、悲しい秘密を背負う王国の人々を守るための戦いを繰り広げる。ふなっしーは、劇中、プリキュアがピンチを迎えた際に、劇場の子供たちに応援を呼び掛け、ミラクルライトを振って全力で応援する役柄を務めているが、アフレコを終えて、「緊張したけど、本人役だから役づくりもないなっしーな。『ありのまま』なっしー!」と大ヒットアニメの歌詞を引用しながら、感想を締めくくった。(取材:坂田正樹)
『映画ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ』は10月11日より全国公開