Hey! Say! JUMP山田涼介『暗殺教室』で映画初主演!「MOZU」羽住監督とタッグ!
松井優征の同名人気漫画を実写化した映画『暗殺教室』でHey! Say! JUMPの山田涼介が映画初主演を務めることが明らかになった。今回山田とタッグを組むのは大ヒットドラマ「MOZU」や映画『海猿』などを手掛けた羽住英一郎監督。アクションもコメディーもこなすベテラン俳優・椎名桔平に加え、菅田将暉、山本舞香、竹富聖花、優希美青、上原実矩といった次世代を担う若手俳優たちが脇を固める。
原作は「週刊少年ジャンプ」にて連載中の累計発行部数1,000万部を突破する大ヒットコメディー教育漫画。とある中学校の落ちこぼれクラス3年E組を舞台に、突如担任教師として現れた地球破壊を企む謎の生物・殺せんせーと、殺せんせーを暗殺するという任務を国から託されたE組の生徒たちとの交流を描いている。
すでに配役も明らかになっており、山田は控えめな性格でクラスの中では目立たない主人公・潮田渚を、椎名は防衛省から派遣され、E組の副担任として生徒たちに暗殺技術を教える烏間先生を演じる。E組のクラスメイトたちは、菅田が頭の回転が早くだまし討ちが得意な赤羽カルマ、山本が明るい性格でムードメーカー的存在の茅野カエデ、竹富がアネゴ肌な一面を持つ中村莉桜、優希がマドンナ的存在の神崎有希子、上原が真面目で理科の成績が良く、殺せんせーを毒殺しようとする奥田愛美にふんする。俳優陣は現在合宿形式で1か月以上もアクションシーンの練習を重ねているとのこと。なお、奇妙でありながらもどこかかわいらしい殺せんせーはCGで表現されるが、誰が声を務めるのかは明らかになっていない。
ミステリアスな雰囲気が渚にぴったりだという理由でキャスティングされた山田は、以前から原作のファンであることを明かし、「これをもし実写化する場合どうなるのか……と考えた事があったのですが、無理だろうなぁと思っていました。今回映画化される事にビックリしていたら、そこに自分も出演させていただけると聞いて、さらに驚きを隠せません」と驚きをあらわにした。
さらに「その中でも、中心人物となる渚という殺しの才能を秘めた、女性のような男性の役をやらせていただくと聞いて不安ではありますが、原作ファンの方にも、まだ原作を読んでいない方にも楽しんでもらえるよう、殺せんせーのもと、授業に臨んで頑張っていきたいです」と自身の役どころについて語った。
今回若手俳優たちをリードする立場にある椎名は「原作の印象は、よくこんな奇想天外なストーリーを生み出したものだと驚きました。ユーモアの裏側で、現代の教師像の在り方に警鐘を鳴らしているように感じました。映像化の困難な作品だと思いましたが、羽住監督なら必ず素晴らしい作品に仕上げてくれるという信頼感があります。若い役者の皆さんとの共演も、今から楽しみですね」と若手たちとの共演を待ち望む様子を見せた。
原作者の松井は「羽住監督の作品は連ドラの演出をされていた頃から観ており、漫画原作を数多く手がけてこられた方なので、仕上がりがとても興味深いです」と監督への信頼を見せると、「また、キャストの豪華さに驚きましたが、それ以上に殺せんせ一のCGには予想以上に手間と費用が掛かるということに何より驚きました(笑)。豪華な人間と、高価な触手がどう絡むのか、今から本当に楽しみにしています」と実写化に期待を寄せた。
実写化不可能といわれた作品に挑戦することとなった羽住監督は「魅力的なキャストたちが集結し、これから始まる『殺せんせー』との3年E組での日々を撮影するのが楽しみです。原作に込められた大切なメッセージも含め、『暗殺教室』の魅力を余すことなくスクリーンで楽しめるエンターテイメント映画になるよう、スタッフキャストと共に全力で挑みます!」と意気込みを見せた。(編集部・吉田唯)
映画『暗殺教室』は2015年3月より全国公開