『マッドマックス』30年ぶり新作『怒りのデス・ロード』日本公開決定!
現在も熱狂的なファンをもつメル・ギブソン主演の傑作アクション『マッドマックス』シリーズの30年ぶりとなる最新作が、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のタイトルで2015年夏に日本公開されることが決定した。
『マッドマックス』は1979年公開のオーストラリア映画。近未来を舞台に、友人と妻と息子を暴走族に殺された警官マックス(メル)が、愛車インターセプターを駆り、壮絶な復讐(ふくしゅう)に挑むさまを描く。低予算ながら改造車をふんだんに使用したド迫力のカースタントは、スタントマン死亡説が流れるほど観客のド肝を抜き、伝説のアクション映画に。当時全く無名だったメルを一躍スターダムに押し上げた。
1981年公開の続編『マッドマックス2』も世界中で大ヒット。その世界観や改造車、ファッション、キャラクターのモヒカン刈りなど、劇中の全ての要素が1980年代のポップカルチャーに大きな影響を与えた。1985年には3作目『マッドマックス/サンダードーム』が公開。『怒りのデス・ロード』はそれから30年を経たファン待望の最新作となる。
メガホンを取ったのは、シリーズの創始者にして、全作で監督・脚本を務めるジョージ・ミラー監督。映画『ダークナイト ライジング』で悪役ベインを演じたトム・ハーディがメルに代わって主人公のマックスを演じ、シャーリーズ・セロンが荒廃した世界をたくましく生きる女戦士にふんする。
爆発を背にするマックスが描かれたビジュアルは、厚く垂れこめた雲に砂漠、トムの衣装、車両に至る全てが『マッドマックス』そのものといった雰囲気。熱狂的なファンの思いを裏切らない、新たな伝説の幕開けを期待させる。(編集部・入倉功一)
映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は2015年夏、全国公開