三代目JSB・登坂広臣&劇団EXILE・野替愁平、仲良し強調!
30日、登坂広臣(三代目J Soul Brothers)が、丸の内ピカデリーで行われた映画『ホットロード』の「NightsVS漠統」舞台あいさつに出席した。劇中、不良グループNightsのリーダーとして、激しい生きざまを見せた登坂だったが、敵対する漠統のリーダー役の野替愁平(劇団EXILE)とは旧知の仲。「てっきり(登坂演じる春山の仲間の)リチャード役かと思っていたら、まさか敵だったなんて……」と胸の内を明かし、場内を沸かせた。本舞台あいさつには山田裕貴、小澤亮太、遠藤雄弥も登壇した。
野替が本作に出演することが決まったとき、登坂は「昔から仲が良かったので、一緒に戦う役だったらやりやすいと思って喜んでいたら、まさか漠統のリーダー役だったなんて」と苦笑い。野替も「僕も同じ不良チームで戦っていく仲間だと思っていたのですが、そんなに人生うまくいかないんだなって思いましたよ」とにっこり。
登坂、野替ともにアーティストとして活躍中だが、登坂は「以前から、一緒に曲を作ろうって話していたのですが、まさか先に映画で共演するなんて」と数奇なめぐり合わせに驚きを見せる。そんな二人だが、現場では登坂に対する野替の態度が冷たかったという。その理由を問うと野替は「敵対する間柄だったので、あまり仲良くすると、周りの人に悪いのかなって思ったんです」と回答し「本当は仲がいいんですよ」と強調していた。
映画は公開から2週間で早くも興行収入10億円を超える大ヒットを記録しているが、登坂は「こうしてまた皆さまの前に立てる機会ができてうれしい」と語ると「お話をいただいたときは、(初めての映画出演で)戸惑いもありましたが、Nightsや漠統のメンバーや大先輩に支えていただき、自分にとっても(この作品は)大きな財産になりました」と登壇したメンバーたちに感謝の意を表した。
本作は、紡木たくの人気コミックを、映画『ソラニン』などの三木孝浩監督で実写映画化。母親の愛を感じられずに生きる14歳の少女(能年玲奈)と、命を惜しいと思わない刹那的な生き方をする不良少年(登坂)との純愛を描く。(磯部正和)
映画『ホットロード』は全国公開中