『Shall we ダンス?』4Kデジタルリマスターで一夜限りの特別上映！

　リチャード・ギア主演でハリウッドリメイクもされた周防正行監督の名作『Shall we ダンス?』の“4K Scanning デジタルリマスター”バージョンが、一夜に限り特別上映されることが明らかになった。

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　4K Scanningとは、映画作品のオリジナル・ネガフィルムを4K解像度（HD映像の4倍の情報量）でひとコマずつスキャンし、フィルムの情報量を余すところなくデータ化したもの。汚れなどを除去し、広色域の色彩補正を施して2K・DSM（デジタル・ソース・マスター）を作成する。完成した高画質デジタルデータは、映画館やテレビ放送などで活用される。

　『Shall we ダンス?』の4K Scanning デジタルリマスターバージョンの特別上映は、周防監督の最新作『舞妓はレディ』（9月13日）の公開を記念したもので、『Shall we ダンス?』のほか『シコふんじゃった。』『ファンシイダンス』と合わせた周防監督の3作品が「4K Scanning Blu-ray」として9月12日にリリースされる。

　周防監督は「この3作品は自分にとって原点ともいえる、懐かしく大切な作品です。今回、新作『舞妓はレディ』公開のタイミングで、高画質の4Kブルーレイで再リリースされることは、とてもうれしく、楽しみです。高画質で見直すことで、新たな発見もあるでしょう。ワクワクします」と喜びのコメントを寄せている。

　『Shall we ダンス?』4K Scanning デジタルリマスターは9月11日にテアトル新宿にて一夜限りの特別上映。当日は周防監督のトークショーも実施される。（編集部・小松芙未）