加瀬亮、泥酔シーンで本物の酒を飲んでいた!立てないくらい酔っぱらったと明かす
第71回ベネチア国際映画祭
現地時間2日、第71回ベネチア国際映画祭でオリゾンティ部門に出品されている韓国映画『自由が丘で』の公式上映が行われ、主演の加瀬亮がホン・サンス監督らと共にレッドカーペットを歩いた。
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上映後は、ホン監督や加瀬らキャストに長いスタンディングオベーションが送られ、憧れの監督と共に映画祭に参加した加瀬は満面の笑みを浮かべていた。加瀬は「イタリアの観客はすごく真剣に観てくれていました。映画が終わった後も、イタリア人の女性が涙を浮かべながらホン監督に作品の感想を言いに来てくれて。映画祭に来るといつも観客の感想を聞きたいのですが、すごくあわただしく会場を後にするので、それはちょっと残念ですね」と話した。
また、ホン監督の俳優との信頼関係の築き方に驚いたという。「韓国に行ったときは、ホン監督と本当にいろんな話をしました。監督やスタッフみんなで飲んで歌って、僕は(エルヴィス・)プレスリーを歌いました(笑)」と俳優との関係を大切にし、俳優自身の個性から役柄を生み出していくホン監督に「日本の映画監督には全くいない。最高の監督です」と絶賛した。
韓国人と酒を飲み交わすシーンでは本当に酒を飲んでいたといい、「映画の中で僕が支えてもらっているのは、本当に立てないくらい酔っぱらっていたからなんです(笑)。カメラが回るまで照明部さんに支えてもらっていたりしたんですよ!」と仰天の撮影秘話を明かした。
ホン監督やスタッフ、キャストとは毎日のように酒を飲み交わしていたという加瀬。レッドカーペットでも、ホン監督やキャストたちと談笑し、リラックスした表情を見せていた加瀬はすっかり“ホン組”の一員だった。
『自由が丘で』は、加瀬演じる主人公が思いを寄せる年上の韓国人女性を追って訪れたソウルで繰り広げられる恋模様を描いた作品。(編集部・森田真帆)
第71回ベネチア国際映画祭は現地時間9月6日まで開催
映画『自由が丘で』は12月にシネマート新宿ほかにて公開