「まじっく快斗」声優陣が集合!宮野真守、山口勝平のライバル役に全力!
人気漫画家・青山剛昌原作のテレビアニメ「まじっく快斗1412」(10月スタート)で主要キャストを務める声優の山口勝平、M・A・O、喜多村英梨、宮野真守が都内のスタジオで会見に臨み、意気込みを語った。
同作は、「名探偵コナン」の青山が原作を務め、1987年に連載がスタートした「まじっく快斗」のテレビアニメ版。コナンの好敵手としても知られる怪盗キッドの華麗な活躍を描いた作品で、2010年より「名探偵コナン」の番組枠で過去に放送されたことがあるものの、レギュラー放送は初となる。
主役の怪盗キッド=黒羽快斗の声を担当する山口は「『名探偵コナン』の工藤新一役と一緒で、快斗もあまり登場しないからこそ、ファンの期待がどんどん高くなっていると感じていました。プレッシャーもありますが、これまでの快斗をなぞるつもりもありません。新しいメンバーで新しい快斗を作っていきたい」と語りつつ「今回は、羽佐間道夫さんや池田秀一さんら大先輩の(声優の)方々とご一緒できるので、すごく楽しみです。キッドのキザなセリフは自分にはない部分で、恥ずかしいですけど、振り切っていきたい」と力を込めた。
ヒロインとなる中森青子役のM・A・Oは「出演が決まったとき、マネージャーさんに握手を求められて、すごい作品のヒロインなんだって、ことの重大さに気づきました。青子と快斗って、いい雰囲気なんだけど、付き合っているわけじゃない。お互い本当はどう思っているんだろうと、ドキドキしながらアフレコをさせてもらっています」とコメント。さらに「原作が始まったとき、M・A・Oちゃんは生まれていないもんね」と山口に言われると、「そうなんです」と笑顔を見せた。
また快斗と同級生の魔女・小泉紅子役の喜多村が「完璧な美しさを持ちながら、快斗にだけ相手にされない負け犬感が魅力」と役どころを語ると、キッドを追う高校生探偵・白馬探役の宮野も「(山口)勝平さんとライバルの役をやれるのが、とてもうれしい。全力で追い掛けます」と笑いながら、山口に熱い視線を送っていた。
今回の放送で、土曜の夕方は「まじっく快斗」「名探偵コナン」と青山作品が連続して放送されることになり、豪華なタッグが実現する。(取材/岸田智)
アニメ「まじっく快斗1412」は読売テレビ・日本テレビ系で10月4日17時30分スタート