「ワンダと巨像」映画化進行中!デル・トロ製作『MAMA』の新鋭監督がメガホン
人気テレビゲーム「ワンダと巨像」のハリウッド実写映画化企画で、ギレルモ・デル・トロ製作総指揮の映画『MAMA』のアンディ・ムスキエティ監督がメガホンを取ることがわかった。The Hollywood Reporterなどのメディアが報じた。
アンディ・ムスキエティ監督が手掛けたホラー!『MAMA』フォトギャラリー
「ワンダと巨像」は、「ICO」の開発チームが手掛けたアクションアドベンチャーゲーム。魂を失ってしまった少女を救うために、青年ワンダが相棒の馬と共に、世界中に散らばる16体の巨像に戦いを挑む。巨像と戦うことだけに特化したシンプルなゲームシステムは、国内外で熱狂的なファンを生み出した。
同ゲームは、2009年にソニー・ピクチャーズにより映画化されることが発表。2012年には映画『クロニクル』のジョシュ・トランク監督の起用が報じられていたが、今回ムスキエティ監督に変更された。脚本は、ムスキエティ監督と『ハンナ』のセス・ロクヘッドの共同執筆で進められているという。またムスキエティ監督の姉であるバルバラ・ムスキエティが、ケヴィン・ミッシャーと製作を担当しているとのこと。
Varietyによると、ソニー・ピクチャーズ傘下のコロンビア・ピクチャーズで製作部門のトップを務めているマイケル・デ・ルカは、ムスキエティ監督に決定したことについて、「一度彼が持ってきたアイデアを聞いたときから、監督に決定したアンディのことを天才だと思っています。そのテーマやキャラクター、神秘的なストーリーは世界中の数百万のファンを驚かせることでしょう」とコメントしている。(編集部・井本早紀)