新映画館、恵比寿ガーデンプレイス内に来春オープン!
恵比寿ガーデンプレイス内に新映画館「YEBISU GARDEN CINEMA」が来春オープンすることがわかった。もともと同所にはミニシアター「恵比寿ガーデンシネマ」があったが多くのファンに惜しまれながら2011年に閉館。その後オープンしたKポップアーティスト専用劇場「K THEATER TOKYO」が今年いっぱいで契約満了となることを受け、再び映画館が戻ってくる。
「YEBISU GARDEN CINEMA」のコンセプトは、「&CINEMA~五感で、街と一緒に、新しい映画館の楽しみ方を見つけよう~」。アメリカ・インディペンデント作品を中心に、世界からよりすぐった文化の香り高い映像作品を上映するのはもちろんのこと、演劇、ミュージカル、ファッション、クラシックコンサートなどのライブビューイングを実施するなど、映画を起点としてさまざまな要素が結び付いていくような新しい形態の映画館を目指す。
さらに、恵比寿三越ほか各施設や恵比寿ガーデンプレイスが企画する各種アートイベントと連動して文化芸術の情報発信機能の強化するほか、豊富なアルコール類やフードメニュー、オンラインチケッティングはもちろんのこと、現金やカード決済可能な自動発券機、女性向けパウダーカウンターなどをそろえて近隣のシネコンとの差別化を図る。
2スクリーン280席(スクリーン1:190席、スクリーン2:90席)には、カップホルダー付きワイドシートとラグジュアリシート、高画質・高精細の映像設備「4Kデジタルプロジェクター」と臨場感あふれる音を再現する音響設備「7.1chサウンド」を設置。3Dシステムも完備する。運営のサッポロ不動産開発株式会社&ユナイテッド・シネマ株式会社によると、初年度で15万人の動員を見込んでいるという。どのような展開を見せるのか、今後が楽しみな映画館だ。(編集部・市川遥)
「YEBISU GARDEN CINEMA」は恵比寿ガーデンプレイス内に来春オープン