アカデミー賞外国語映画賞作品『瞳の奥の秘密』の米版リメイク作にジュリア・ロバーツ出演か?
2010年にアカデミー賞外国語映画賞を受賞した映画『瞳の奥の秘密』の米版リメイク作品で、ジュリア・ロバーツが出演交渉に入っていることがVarietyほか複数メディアで明らかになった。
本作は、2011年からワーナー・ブラザースのもと企画されていたリメイク作品だが、どうやら主演候補に挙がっていたデンゼル・ワシントンが決定せずに製作を中断していた。だが、このたび映画の製作資金提供会社IM Globalが製作資金を全額捻出することで本格的に製作することが決まったようだ。
製作は、映画『ナルニア国物語』シリーズを手掛け、テレビシリーズ「ブレイキング・バッド」では製作総指揮を務めたマーク・ジョンソンがジョン・ユーフランドと共同製作する予定。映画『ハンガー・ゲーム』『キャプテン・フィリップス』の脚本家ビリー・レイが、脚本兼監督を担当するようだ。
キャストには、映画『アイアンマン』シリーズのグウィネス・パルトローと映画『それでも夜は明ける』のキウェテル・イジョフォーがすでに出演が決定しており、このたび新たにジュリア・ロバーツが出演交渉に入ったようだ。
オリジナル版は、刑事裁判所を退職したベンハミン(リカルド・ダリン)が、25年前に未解決となった殺人事件を題材に小説を書くために、元上司のイレーヌ(ソレダ・ビジャミル)と再会し、当時を振り返りながら事件の真相に迫っていくが、そこには恐ろしい現実が待ち受けていたというサスペンス・ドラマ作品。
撮影は今年の10月からロサンゼルスで行われるようだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)