石橋貴明、錦織選手の活躍に感嘆「すごい時代になった」
とんねるずの石橋貴明が10日、スポーツドキュメンタリー番組「石橋貴明のスポーツ伝説 光と影…」(TBS系)収録後の囲み取材に、ゲスト出演した江川卓、定岡正二と共に出席した。石橋は、先日テニスの全米オープンで、準優勝するという日本人初の快挙を成し遂げた錦織圭選手を含め、世界レベルに到達した日本人選手が続々と現れていることに、「すごい時代になった」と驚きの表情を見せた。
スポーツ史に隠された知られざる真実を、石橋自らが取材に赴いたドキュメントと再現ドラマで紹介する本番組。インタビューを通してスポーツ選手の素顔を垣間見たという石橋は、「スポーツの世界で戦っている人は、いろんな葛藤と共に自らを律して戦っていてすごい。コツコツということができない自分には、ただただ驚愕(きょうがく)です」とバラエティーで見せる顔とは違う真面目な表情でコメント。
そんな石橋を「そんなふうにしゃべるんだぁ」とちゃかす江川だが、「スポーツ選手は練習などの影の部分は見せず、光しか見せないようにやっている。でも、ファンは影の部分が見たい」と分析し、「こういう番組で影の部分を見せるというのは大きな意味がある」と番組を絶賛。また、「昔の自分が経験したことを(今の)皆さんも経験されている。光と影が起こりうるのがスポーツの世界」と感慨深げに胸中を語った。
バラエティー番組で共演経験のある定岡も、石橋の新たな一面に驚きを隠せず、インタビュー時のアプローチに対しても「僕たちプロ経験者がインタビューするのと違う切り口だから新鮮だった」と称賛。しかし、江川とはそりが合わないのか、同じ内容の意見を微妙に変えて話すなど、ギクシャクした雰囲気。報道陣から「仲良いんですか?」と聞かれると、「成績もピッチングスタイルも違うけど、仲良いですよ」と共にアピールし、笑いを誘っていた。
番組第2弾となる今回は「光と影」をコンセプトに、元巨人軍選手の吉村禎章と栄村忠広、卓球の福原愛選手、プロ野球選手の斎藤佑樹をクローズアップする。(取材・文:鶴見菜美子)
スポーツドキュメンタリー「石橋貴明のスポーツ伝説 光と影…」は9月17日夜9時よりTBS系にて放送