「ハイスクール・ミュージカル」のヴァネッサ・ハジェンズがブロードウェイの主演に!
テレビ映画「ハイスクール・ミュージカル」のヴァネッサ・ハジェンズが、アカデミー賞作品賞を受賞した映画『恋の手ほどき』のブロードウェイ版ミュージカルで主演を務めることがThe Hollywood Reporterほか複数のメディアで報じられた。
同ミュージカルは、ブロードウェイのプロデューサー、ジェナ・シーガルが企画しているリバイバル作品で、作家シドニー=ガブリエル・コレットの小説「ジジ」をミュージカル化する。テレビ映画「バレエ・シューズ」のハイディ・トーマスが脚色し、舞台「フォーリーズ(原題) / Follies」のエリック・シェーファーが舞台監督を務め、テレビドラマ「SMASH」のジョシュア・ベルガスが振り付けを担当することになっている。そしてこのたび、ヴァネッサ・ハジェンズがジジ役に挑戦することになった。
原作「ジジ」は、少女ジジが行儀作法を学び、大人へと成長していく過程を、プレイボーイのガストンとの恋を通して描いた作品。1951年には、ブロードウェイの舞台劇で、映画『ローマの休日』に主演する前のオードリー・ヘプバーンが主役を演じ、1958年のヴィンセント・ミネリ監督によるミュージカル映画『恋の手ほどき』では、レスリー・キャロンがジジを演じていた。その後、1973年にブロードウェイでもミュージカル化され、トニー賞を受賞している。
同ミュージカルは、ワシントンDCのケネディ・センターで1月16日~2月12日まで上演され、2015年からブロードウェイで上演される予定だ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)