2012年「国民的美少女」が映画デビュー!
2012年夏、第13回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞した吉本実憂(17)が、12月公開の『ゆめはるか』で映画初出演にして主演を務めたことがわかった。吉本が演じたのは、将来を嘱望されるほどの短距離ランナーでありながら、15歳にして病魔に襲われた少女・本田遥だ。
本作は、小児がんに焦点を絞り、病に向き合う人々の現実や、生きたいと願う人々の明日への希望を描いた作品。脳腫瘍のためランナーになる夢を断たれた遥が、家族、友人、主治医に支えられながら、当たり前に過ごしている「今」が奇跡であることに気付き、困難に立ち向かいながら成長していく姿を追う。
遥の両親役には、声優・タレントの山寺宏一と、フジテレビにて初代ひょうきんアナウンサーとして人気を博し、その後フリーアナウンサー、女優として活躍の場を広げている山村美智が決定。遥の主治医には、第20回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞後、さまざまな分野で活動する鳥羽潤など異色の顔ぶれが脇を固めている。監督・脚本を務めたのは、『ゆめのかよいじ』の五藤利弘。(編集部・市川遥)
映画『ゆめはるか』は12月、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開