小泉孝太郎&菅野美穂がディズニー声優に!映画吹き替えに初挑戦!
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ベイマックス』の日本版キャストが発表され、小泉孝太郎と菅野美穂が同作で映画声優に初挑戦することがわかった。
本作では、サンフランシスコと東京が融合して作られた架空都市「サンフランソウキョウ」を舞台に、幼いころに両親を亡くし、最愛の存在であった兄タダシさえも謎の事故で失ってしまった独りぼっちの少年ヒロが、タダシが生前製作していた人々の心と体を守るケアロボット“ベイマックス”と共に巨悪との戦いに挑むさまが描かれる。小泉はベイマックスの製作者でヒロの兄であるタダシの声を、菅野は亡き両親に代わり、慣れない育児に手を焼きながらも、おばとしてヒロとタダシに無条件の愛情を注ぎ込む女性・キャスの声をそれぞれ担当する。
ディズニーのアニメ作品では、声もキャラクターの一部であるという考えから、世界中の吹き替え声優の声質やイメージはアメリカ本社の厳しい審査を必要とする。その審査を経て決定した菅野と小泉について、ドン・ホール&クリス・ウィリアムズの両監督は「キャスとタダシのイメージにピッタリだね! 日本へは特別な思いがあるし、美穂と孝太郎の日本語版を楽しみにしてるよ。東京国際映画祭でぜひ彼らに会いたいね!」と信頼を寄せているという。
タダシと同じく弟を持つ小泉は、「タダシが世の中の幸せを願って開発したケアロボットのベイマックスという存在に、大きなスケールを感じました」とタダシが作ったベイマックスに興味津々。また初となる映画アフレコに向けて「彼がベイマックスに込めた思いや深い愛情を伝えられるよう、頑張りたいと思います」と語っており、役づくりに全力で臨んでいる様子を見せている。
一方の菅野は、サンフランソウキョウやベイマックスのビジュアルなどで日本の影響が随所に感じられる同作について、「ベイマックスが、東京と似た風景の中で、どんな活躍を見せてくれるのか、とても楽しみです」と期待に胸を膨らませつつ、「声のみでの演技で難しいと思いますが、新鮮な気持ちで演じられたらと思います」と意気込みを明かしている。(編集部・井本早紀)
映画『ベイマックス』は12月20日全国公開