ハリポタ作者、スコットランド住民投票は「誇り」
映画化もされた「ハリー・ポッター」シリーズの作者として知られるJ・K・ローリングが現地時間19日、英国からの独立の是非を問うスコットランド住民投票で独立が否決されたことを受け、「高い投票率、そして平和的な民主主義のプロセスが取られたことをわたしたちは誇りに思うべきよ」とツイートした。
シリーズ1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』フォトギャラリー
イングランド生まれでスコットランド在住のローリングは、100万ポンド(約1億7,000万円)を独立反対キャンペーンに寄付するなど独立反対派として知られる。18日午後10時に投票が締め切られ、即日行われた開票作業のゆくえを追っていたという。「スコットランドが歴史を作る瞬間を、夜通し見守っていた」とつづっている。(1ポンド170円計算)
最終集計結果は、独立賛成が44.7%、反対55.3%で投票率は84.5%だった。セレブでは、スコットランド出身の俳優、ショーン・コネリーなどが賛成、元サッカー・イングランド代表のデヴィッド・ベッカムなどが反対を表明していた。(編集部・市川遥)