『恐怖の岬』のポリー・バーゲンさん、死去
映画『恐怖の岬』で知られる女優のポリー・バーゲンさんが9月20日(現地時間)、コネティカット州の自宅で家族に見守られる中、老衰のため息を引き取ったという。84歳だった。
「伝説的な女優で、長年の友人でクライアントでもあるポリー・バーゲンが亡くなったことを残念ながら報告します。彼女はコネティカット州サウスベリーの自宅で、午前11時10分に静かに息を引き取りました。彼女の家族、長年マネージャーを務めたジャン・マコーミック、そして近しい友人が彼女をみとりました」とパブリシストのジュディ・キャッツは声明を出している。
ポリーさんの最後の映画出演作は2012年の『ストラック・バイ・ライトニング(原題) / Struck By Lightning』で、クリス・コルファーの祖母を演じていた。彼女の死を知ったクリスは、「大事な友人のポリー、さようなら。僕の人生にあなたがいてくれて幸せでした。あなたほど僕を笑顔にしたり、笑わせたりできる人はいなかった。心の底から恋しく思います。映画だけのおばあちゃんでしたが、一生の家族でした」とツイートしている。
歌手としても活躍していたポリーさんはアルバムを数枚出しており、1953年にはブロードウェイデビューも果たしている。最近では、テレビドラマ「デスパレートな妻たち」でフェリシティ・ハフマンの母親を演じていた。(BANG Media International)