アリシア・キーズ、妊娠ヌードに!貧困やエイズ問題への意識向上のため
現在第2子妊娠中の歌手アリシア・キーズがセミヌード写真を披露した。彼女は貧困や母親の地位向上などへの問題意識を高めることを目的とするプロジェクト「We Are Here」を立ち上げており、そのアピールのためヌードという方法を取ったという。
プロジェクトと同タイトルの新曲をリリースしたばかりのアリシア。彼女は、新曲リリースの際に、世界の現状を変えたいと願って作ったと語っていた。そして自身のInstagramで、「もっと優しく平和な世界を作るミッションを始めましょう」という呼び掛けと共にヌード写真を掲載。この写真はプロジェクトのウェブサイトのトップ画面にも使用されており、サイトには彼女が支援しているエイズ問題や子供たちの保護などに取り組む計12団体へのリンクが貼られている。そしてリンクの前には、それぞれの活動をまずは知って、活動に参加してほしいという彼女の思いもつづられている。
さらに、この活動のサポートの一環として「#WeAreHere」のタグを付けた写真をInstagramに投稿するようにもお願い。すでにマドンナやアリアナ・グランデ、テイラー・スウィフトらが、この活動に賛同し写真をアップしている。
アリシアはNew York Timesで、アメリカ・ミズーリ州で丸腰の黒人少年が警官に射殺された事件が発生したときに友人から問われた「あなたはなぜここにいるの」という言葉をきっかけに、この活動を始めたと明かしている。また彼女のファンに、世界の女性教育の状況や同性愛者の権利、銃規正法の見直しなど社会的問題に目を向けてほしいと思ったとも話し、写真の意図について「(問題について)人々の関心を集めなければならないときが来たわ。この写真を無視することはできないでしょう」とも説明している。(編集部・井本早紀)