英ポップグループ、テイク・ザットがトリオに ジェイソン・オレンジが脱退
英ポップグループ、テイク・ザットのジェイソン・オレンジが脱退し、今後はゲイリー・バーロウ、マーク・オーエン、ハワード・ドナルドがトリオとして活動していくことが発表された。
ジェイソンは公式サイトで、グループのこれまでの活動を誇りに思うと述べたあと、新しいアルバムのレコーディングとプロモーションを行う意思がないことをゲイリーに告げたことを明かしている。前回のツアーが終わった後から活動をやめることを考えていたとのこと。
「メンバー間の不和などは一切なく、単に僕がこれ以上続けるのを望まないという決断をしただけのことです。マーク、ゲイリー、ハワードが音楽づくりをどれだけ愛しているかを僕は知っています。彼らだけでバンドの新たな章をスタートすることを心から応援します」と述べている。
残りのメンバーの共同声明によると、ジェイソンの脱退は仕事の上だけでなく、個人的にもさびしいとのこと。2年ほど前からジェイソンがやめたがっていることを知っていたものの、時間の経過とともに気が変わることを期待していたという。「残念ながら彼の気が変わることはありませんでしたが、難しかったであろう彼の決断を尊重します。今日のテイク・ザットは、ジェイソンの熱意、そしてこのバンドなら成し遂げられるという彼の思いによるものです。何年にもわたる彼の情熱、熱心さ、インスピレーションにメンバー全員が感謝しています」と言っている。
テイク・ザットからは1995年にメンバーの一人だったロビー・ウィリアムスが脱退している。(BANG Media International)