米倉涼子、コワモテ遠藤憲一を呼び捨て「遊びです」
女優の米倉涼子が30日、都内で行われたドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~ (第3期)」の製作発表記者会見に出席し、「今回も一匹おおかみの大門未知子を自由に演じていきたいです」と意気込みを語るとともに、現場では共演の遠藤憲一を親しみを込めて「ケンイチ」と呼び捨てにしていることを告白した。
本作は覇権争い渦巻く「国立高度医療センター」を舞台に一匹おおかみの外科医・大門未知子(米倉)が奮闘するさまを描いた医療ドラマ。会見には遠藤や、内田有紀、勝村政信、渡辺いっけい、内藤理沙、庄野崎謙、岸部一徳、北大路欣也ら共演者も出席した。
呼び捨ての件について遠藤が「涼子ちゃんは前シリーズでは僕のことを『遠藤さん』と呼んでいたんですが、いつのまにか『ケンイチ』と呼ぶようになりました」と明かすと、米倉は「こちらのお兄さん(勝村)からそう言えって言われたから」と恥ずかしそうに釈明。「(遠藤さんは)すごくかわいい面がおありになって、ちょっとからかうというか、遊びなんです。言葉遊びです」と理由を説明した。
遠藤は「僕を『ケンイチ』と呼ぶのは両親しかいなかった」とこぼしつつ、「新鮮な呼ばれ方で感謝しています」と笑顔。「すごくうれしいので、(現場では)やたらと(米倉に)抱き付いたりしています」とMっ気たっぷりな様子をのぞかせた。
現場の雰囲気については内田も「(現場でみんなの)息が本当にぴったりで、芝居をするのが楽しいと思える環境」と明かし、「先輩たちを先輩と思いたいんですが、あまりにもチャーミングな方が多く、ヨネちゃん同様、わたしも楽しくさせてもらっています」と語った。
「いたしません」などの米倉の決めゼリフも魅力の本ドラマ。放送を目前に米倉は「ドラマが始まると周りのみんながそれを言わせるような会話をしてくるんです。来月くらいから私生活でも『いたしません』が増えそう」と笑顔を見せていた。(取材・文:名鹿祥史)
ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~ (第3期)」は10月9日(木)夜9時よりテレビ朝日系にて放送