綾野剛、武井咲のおねだり攻撃にデレデレ
俳優の綾野剛と女優の武井咲が17日、都内で行われた、フジテレビ系新ドラマ「すべてがFになる」製作発表会見に、小澤征悦、戸次重幸、水沢エレナ、早見あかりと共に出席した。綾野は、武井から劇中の衣装をおねだりされると、「何とかしましょう!」とデレデレの笑顔で約束した。
本作は、大学の准教授・犀川創平(綾野)とスーパー理系頭脳を持つ女子大生・西之園萌絵(武井)の師弟コンビが、天才的犯罪者から投げ掛けられた猟奇的な密室殺人に挑むミステリー。
累計350万部を突破した森博嗣のベストセラー小説のドラマ化に、「とても悩ましく、プレッシャーを感じています」と緊張感を漂わせる武井。しかし、お嬢様の設定でいろいろな衣装を着られることに「同じ洋服を着ないですね。毎回違ったり、持っている物が全部派手だったりします」とニッコリ。さらに「一つ欲しいコートがあって、綾野さんにお願いして……」と綾野におねだりする場面も。急なキラーパスに驚く綾野だが、「あの赤のコートじゃない?」と即答。「萌絵の顔じゃなく武井咲の顔で着ていたから完全に気に入っているんだろうなと思った」と話し、「何とかしましょう!」と武井の急なおねだり攻撃に陥落していた。
今回武井とダブル主演を務める綾野は、キャストやスタッフに座長らしい気遣いを見せており、現場に“綾野商店”を設置。「現場がピリピリしやすいと思い、差し入れで何かできないかなと、屋台を作ってもらった」そうで、お菓子やシャンプー、下着などを置いているとか。武井から「勝手にわたしのブロマイドが売られている。聞いてないんだけどなぁ」とチクリと刺される場面もあったが、武井を含め、全員が利用しているそうで、綾野も満足げな表情を見せていた。
また、一人だけオーディションで役を勝ち得た、天才プログラマー・真賀田四季役の早見は、「合格の連絡を受けたときは、うれしいというよりわたしでいいのかなと不安だった」と述懐。「考えても考えても難しい役ですが、悩みつつ、綾野さんにアドバイスを頂きながら役をつくっています」と意欲を見せた。(取材・文:鶴見菜美子)
ドラマ「すべてがFになる」は10月21日(火)夜9時よりフジテレビ系にて放送