妻夫木&亀梨『バンクーバーの朝日』観客賞受賞!バンクーバー国際映画祭
俳優の妻夫木聡や亀梨和也が出演する映画『バンクーバーの朝日』が現地時間10日、カナダで開催された第33回バンクーバー国際映画祭で観客賞を受賞した。昨年は福山雅治主演の『そして父になる』が同賞を受賞しており、2年連続で日本の作品が栄光を手にすることになった。
【写真】 現地でも大人気!妻夫木&亀梨出演『バンクーバーの朝日』
妻夫木、亀梨、石井裕也監督は現地時間の9月29日に同映画祭出席のため現地入りし、記者会見や舞台あいさつを行っており、ワールドプレミア上映後には観客からスタンディングオベーションを送られるなど熱い反応を得た。そうした反応の効果もあってか、観客から最も支持を集めた作品に贈られる観客賞という結果につながった。
戦前のカナダ・バンクーバーに実在した日系人野球チーム「バンクーバー朝日」を題材にした本作は、差別や貧困に負けないフェアプレー精神が白人社会でも支持されるようになった日系人たちの壮大なドラマを描いている。亀梨のほか、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮といった野球経験者が実際に野球シーンを演じ、高畑充希、宮崎あおい、貫地谷しほりといった歴代の朝ドラ女優陣が脇を固めている。(編集部・吉田唯)
映画『バンクーバーの朝日』は12月20日より全国公開