麻生久美子、ドラマ初主演！坂井真紀＆緒川たまきと仲良しアラフォートリオ役！

　女優の麻生久美子が、テレビ東京系で放送される連続ドラマ「怪奇恋愛作戦」（2015年1月、金曜・深夜0：12～）でドラマ初主演を務めることがわかった。アラフォー女子トリオが、謎の怪奇現象に遭遇しながら恋に仕事に友情に奮闘する姿を追ったホラーラブコメディーで、坂井真紀、緒川たまきらが共演者に名を連ねる。

　演劇界の鬼才ケラリーノ・サンドロヴィッチが8年ぶりに連続ドラマの監督を務める本作。往年の怪奇空想ドラマと、1980年代の恋愛トレンディードラマの要素をミックスした「怪奇恋愛ドラマ」をテーマに、婚期を逃した仲良しアラフォー3人娘が、彼女たちの負のオーラに吸い寄せられた人造人間、吸血鬼、妖怪などが起こす怪奇現象に巻き込まれていく。

　麻生が演じるのは、36歳で恋人無しの主人公・消崎夏美。カフェオーナーの夢をかなえるため貯金を投じるも詐欺にあい、オーナーになるはずだったカフェの場所に建っていた不気味な店「喫茶面影」で働くハメになるという、不運な役どころを務める。

　ドラマ初主演の現場を麻生は、「とても情報量の多いお芝居だったので、毎日頭がフル回転していました」と述懐。それだけにやりがいのある撮影だったというが、「でも、わたしは全くかわいくない感じでしか映っていないので、もう少しなんとかすれば良かったと後悔しています」とちゃめっ気たっぷりに語っている。

　また坂井は、39歳にして白馬の王子様を求める音楽教師・揺木秋子役で出演。撮影は「目の前にある状況が面白すぎて、笑いをこらえるのが大変でした」といい、「わたしがした新鮮で刺激的な体験を視聴者の皆さまにも届けられたらうれしいです。そしてかわいそうなアラフォー女子たちを応援していただけたら」とコメント。38歳の自称女優・華本冬を演じる緒川は、「みんなそろいもそろってどうしようもない変人なのに、何食わぬ顔して往年のトレンディードラマのような毎日をすごそうとしている、そんなドラマです」と本作を分析し、「新しい台本を読むたびに、なんなんだコレは!?　とびっくり。それを実際に撮影するたびに、日常の境界線をあっさりこえてしまって、開いた口がふさがりませんでした」とその魅力を語っている。（編集部・入倉功一）

ドラマ24「怪奇恋愛作戦」はテレビ東京系で2015年1月クール放送（金曜・深夜0：12～0：52）