『リトル・ダンサー』監督が再び“少年の成長”を描く!1月日本公開
映画『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』のスティーヴン・ダルドリー監督の最新作『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』が、2015年1月より日本公開されることがわかった。
本作の舞台は、ブラジル・リオデジャネイロ郊外。ゴミを拾いながら貧しく暮らす3人の少年が、ゴミ山の中である財布を拾ったことをきっかけに、絶望の街に奇跡を起こしていくというストーリーだ。長編デビュー作『リトル・ダンサー』をはじめ、『愛を読むひと』『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』などの作品で“少年の成長”を描いてきたダルドリー監督が、再び生命力あふれる少年たちの姿を描く。
脚本は『ラブ・アクチュアリー』『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』でメガホンも取った、リチャード・カーティス。イギリスを代表する二人のフィルムメーカーの初タッグ作となる。
3人の少年を演じるのは、オーディションで選ばれた無名の少年たち。そのほか、親のいない彼らを優しく導く神父を『ディパーテッド』『顔のないスパイ』の名優マーティン・シーン、母親のように3人の少年を見守る女性を『ドラゴン・タトゥーの女』のルーニー・マーラが演じている。
今までに撮った全ての長編作品でアカデミー賞に絡んでいるスティーヴン・ダルドリー監督。最新作にも期待したいところだ。(宮本裕人)
映画『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』は2015年1月よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国順次公開