歌姫シャリース、魂は男でも性転換はしない
テレビドラマ「Glee」の第2シーズンにサンシャイン役でゲスト出演した歌手のシャリースが、アメリカの有名司会者オプラ・ウィンフリーの特別番組に出演した。
「オプラ:ホエア・アー・ゼイ・ナウ(原題) / Oprah: Where Are They Now」でインタビューを受けたシャリースは、昨年レズビアンであることをカミングアウトしている。性転換のうわさについては、「わたしの魂は男なんです。でも、体のすべてを変えるようなことはしません。髪の毛を短くし、男物の服を着たりはしますが、それだけです」と答えている。
カミングアウトしたときの彼女は、「今、わたしは自由になったように感じます。恐れを感じずに家から出ることができます」と心境を明かし、受け入れられないファンには謝罪をしている。
抜群の歌唱力で知られるシャリースは、YouTubeの投稿動画から人気に火が付き、オプラから「世界で最も才能のある少女」と評されたこともある歌手。ゲーム「FINAL FANTASY XIII-2」のテーマソング「New World」や江角マキコ主演のテレビドラマ「ブルドクター」の主題歌なども歌っている。(澤田理沙)