斎藤工、“性癖”さらす宣言「いいんです、感じたままで」
第27回東京国際映画祭
俳優の斎藤工と板谷由夏がレギュラーを務めるWOWOWの無料番組「映画工房」の公開収録が25日、放送150回を記念して第27回東京国際映画祭で行われた。近々、同局でティム・バートン特集があるということで、自らも大好きだと語るバートンの代表作『シザーハンズ』の話題になると、斎藤はヒートアップ。「(劇中に登場する)エロい主婦は放ってはおけない」と、自ら自身が出演したドラマ「昼顔」のイメージを広げ、会場の笑いを誘った。
奇しくも11月1日より、この日の会場となった六本木ヒルズで「ティム・バートンの世界」展が開催されていることから斎藤は、「六本木ヒルズの雰囲気って、ティム・バートンの世界と合っていません?」と同意を求め、さらに全景を見渡しながら「今回はティム・バートンが架け橋となって、映画祭の世界観をまとめてくれているような感じがする」と目を輝かせた。
特に、斎藤も板谷もDVDコレクションにあるほどお気に入り作品だという『シザーハンズ』に関しては、二人とも話が尽きない模様。板谷は、一時はお騒がせセレブのイメージがついてしまったこともあるヒロインのウィノナ・ライダーのことが気になるらしく、「大好きだった。かわいかったのにねーって、過去形にしちゃいけないんだけど、どうにか復活してほしい」と懇願。ところが斎藤は「僕は今の荒ぶったウィノナが好き」と彼女の新たな一面がお気に入りの様子だった。
さらに斎藤は「男子的には(同作の中で)近所に住んでいるエロい主婦! あれは放っておけないでしょ」と切り出すと、「絶対に言うと思った」と板谷。「出会ったことはないですけど、(ああいう人は)水道工事なんかする人を誘惑するんですよ、あの誘い方は理想です」ともはや誰も斎藤を止められず。
最後は「ちょっと不倫のイメージがあるので、言い過ぎるとあれですが」とわれに返りながらも、板谷から「墓穴掘ったでしょ?」と突っ込まれると、「墓穴じゃないですよ、自分の性癖をさらそうと思っています。いいんですよ、感じたままで」といつもの斎藤節をさく裂させていた。
今回の収録では、『横道世之介』の沖田修一監督、『最強のふたり』のオリヴィエ・ナカシュ監督をゲストに迎え、映画解説者の中井圭を交えながら本映画祭で披露された最新作などについて語る、見応えたっぷりのトークショーが展開された。(取材:坂田正樹)
「映画工房」150回記念拡大SP!公開収録in東京国際映画祭はWOWOWにて11月10日、17日の20時45分より放送