イケメン天才監督グザヴィエ・ドラン主演!『エレファント・ソング』公開決定
第67回カンヌ国際映画祭で、巨匠ジャン=リュック・ゴダールと共に審査員賞を獲得した若き天才監督グザヴィエ・ドラン主演の『エレファント・ソング』が、2015年に日本公開を予定していることが明らかになった。
ドランを主演に迎えた本作は、『SUPER 8/スーパーエイト』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』などのベテラン俳優ブルース・グリーンウッドや、『カポーティ』のキャサリン・キーナー、『マトリックス リローデッド』のキャリー=アン・モスなど実力派俳優が目白押しのサイコロジカル・スリラー。失踪した同僚の行方を追う精神科医・グリーン(ブルース)が、最後の目撃者である象にとりつかれた患者・マイケル(ドラン)から話を聞こうとするものの……。事件の真相を探るグリーンと、その手掛かりを握るマイケルの関係が、緊張感たっぷりに描かれている。
『わたしはロランス』『マイ・マザー』など、監督作が公開されるたびに新たなファンを獲得し、新風を巻き起こしているドランだが、本作では役者に専念。「演じることがたまらなく好きだ」と語るように、子役からスタートしたドランは役者としても活躍しており、この脚本を読んだ際には「マイケルは僕だ。この役を僕に演じさせてほしい」と出演を熱望したという。メガホンを取ったのはチャールズ・ビナメ監督。自身の監督作以外で役者を務めるドランの姿は日本では貴重であるだけに、どのような演技を見せるのか期待が高まる。(編集部・吉田唯)
映画『エレファント・ソング』は2015年公開予定