『ボーン・アルティメイタム』のポール・グリーングラス、ベルリンの壁崩壊前に実際に起こった脱出劇を描く映画の監督へ
映画『ボーン・アルティメイタム』や『キャプテン・フィリップス』のポール・グリーングラス監督が、ベルリンの壁崩壊以前に、東ドイツから西ドイツに脱出した人たちを描く映画『ザ・トンネルズ(原題) / The Tunnels』のメガホンを取ることになったとVarietyなど複数メディアが伝えた。
本作は、作家グレッグ・ミッチェルによる新作のシノプシスを基に、映画化が決定したもの。ベルリンの壁が建設された翌年の1962年、西ドイツの人たちが、東ドイツから愛する人たちを連れ出すために企てた脱出劇が描かれる。ミッチェルは自身のオフィシャルサイトの中で、本著の映画化について大手のスタジオ、監督たちからオファーを受けたが、グリーングラス監督に決まったことに極めて満足しているとコメント。
映画化権を獲得した製作会社フィルムネーションは、今後キャスティングなど製作準備を進めていく。(鯨岡孝子)