クリームのベーシスト、ジャック・ブルースさん死去 71歳
1960年代の伝説的なロックバンド・クリームのベーシスト、ジャック・ブルースさんが71歳で亡くなった。ジャックさんの家族が、彼の公式Facebookページで報告した。
BBC Newsによれば現地時間10月25日、ジャックさんはイギリスの自宅で家族に見守られる中、息を引き取ったとのこと。また彼の代理人はTMZ.comに対し、死因は肝臓の病気だと明かしている。
クリームの活動期間は2年と短かったが、その間に3,500万枚のアルバムを売り上げた。1968年にバンドが解散してからは、メンバーはそれぞれの道で音楽活動を展開。ギターのエリック・クラプトン、ドラムのジンジャー・ベーカーと共に、ジャックさんは1993年にロックの殿堂入りを果たし、それを記念してバンドが一時的に再結成されたこともある。
ジャックさんの家族はFacebookで、「彼のいない音楽の世界は貧しいものになるでしょう。でも彼は、音楽とわたしたちの心の中で生き続けます」と書いている。
エリック・クラプトンも「彼は素晴らしいミュージシャン、作曲家で、僕に大きなインスピレーションを与えてくれました」と自身のFacebookに書き、「for jack」と彼のための曲を公開している。(澤田理沙)