本郷奏多、舞台版「ダンガンロンパ」に自信!原作を大切に
大人気推理アクションゲームを初めて舞台化した「ダンガンロンパTHE STAGE ~希望の学園と絶望の高校生~」の公開ゲネプロが28日、東京・日本青年館で行われ、主演の本郷奏多と、演出・出演の両方をこなすお笑いコンビ・NON STYLEの石田明が意気込みを語った。
テレビドラマ「弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」(日本テレビ系)や、2015年公開予定の映画『進撃の巨人』への出演で注目される本郷。本作では“超高校級の幸運の持ち主”こと主人公・苗木誠役を務めており、ゲネプロ前にキャストを代表して「僕ら一同、原作をちゃんと勉強しながら、今日までやってきました。作品のイメージを大切にして、ゲームのキャラクターを僕らが演じることで、ゲームと舞台の両立について、とてもいいところで着地できたと思っています」とあいさつ。さらに「石田さんがうまくみんなをまとめて、引っ張ってくれました。今日はフルパワーで演じさせていただきます」と力を込めた。
また、演出を手掛けながら、“超高校級の占い師”葉隠康比呂を演じるなど大忙しの石田は、「キャストのみんなは、原作好きがほとんど。なれない演出でも支えてもらって、今日を迎えられました。途中から、みんなのがんばりに涙腺が崩壊し始めちゃいました。M-1グランプリ(漫才日本一決定戦)で優勝した2008年以来といえるくらい、自分が成長した年になることは間違いない」と話しながら、「キャストそれぞれの人間性を出しながら、ゲームやアニメになかった世界観も舞台で作っていけるよう、面白い作品にしたい」と演出家の顔をのぞかせていた。
原作「ダンガンロンパ」はスパイク・チュンソフトが開発した推理アクションゲーム。「超高校級の才能」が集う「私立希望ヶ峰学園」を舞台に、プレイヤーは次々と起こる殺人事件の謎に迫っていく。この日は、キャストの神田沙也加、岡本玲、小澤亮太、大沢ひかる、八神蓮、高木万平、松風雅也、藤江れいな(NMB48)、石田晴香(AKB48)、奥仲麻琴 (PASSPO☆)、宮下雄也(RUN&GUN)、池端レイナ、大島なぎさ、田中日奈子、向清太朗(天津)、山口ゆきえ(カーニバル)も出席し、舞台衣装を披露した。(取材/岸田智)
舞台「ダンガンロンパTHE STAGE ~希望の学園と絶望の高校生~」は10月29日~11月3日、日本青年館大ホールにて上演