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ブラピ主演『フューリー』のシャーマン戦車とティーガー戦車のスペックを型名から装甲まで大公開!

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シャーマン戦車vs.ティーガー戦車 - 映画『フューリー』より
シャーマン戦車vs.ティーガー戦車 - 映画『フューリー』より - (C)Norman Licensing, LLC 2014

 ブラッド・ピット主演の戦争映画『フューリー』で活躍するシャーマン戦車とティーガー戦車の戦闘中の場面写真が初公開され、併せて撮影時に使用された戦車の基本スペックも明かされた。

シャーマン戦車とティーガー戦車をじっくりと!フォトギャラリー

 第2次世界大戦中のヨーロッパ戦線を舞台に、たった1台の戦車でドイツ大軍を相手に戦い抜いた5人のアメリカ兵たちの絆を描いた本作。映画史上初めて、現存している6台のティーガー戦車のうち、唯一実際に走行できる「ティーガー131」の撮影使用許可を得たことでも注目を浴びているが、ブラッドたちが乗り込むのは、大戦中に何度かの改良を経て5万台以上生産され、機能的なデザインと量産性の高さから、アメリカ産業の奇跡と評されたシャーマン戦車。劇中では、76mm砲を備え、初速射撃を実現させたモデル「M4 A3シャーマン」が用いられている。

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 そのシャーマン戦車を2キロメートル先から一撃で仕留める破壊力を有するのが、タイガー戦車ことドイツ軍のティーガー戦車だ。ヒトラーの開発指示で作られたとされる同戦車は、対空砲として開発された88mm砲を備えていたほか、砲弾をはね返す10センチを越える装甲も持ち合わせていたという。そのためティーガー戦車1台との戦闘でも、シャーマン戦車は何台かの味方戦車を犠牲にする前提の下、4~5台での連携で接近戦に持ち込む必要があった。しかし、車両数で圧倒的に優位なシャーマンに比べ、ティーガー戦車は1,354台の生産にとどまったため、地上戦を制することができなかったといわれている。

 今回公開された場面写真は、戦車同士の決戦の瞬間を捉えた臨場感あふれるシーンばかり。また機動力を生かし連携を見せるシャーマン戦車や、ティーガー戦車の長い砲台をじっくり観察することもできる。(編集部・井本早紀)

以下映画『フューリー』に登場するシャーマン戦車とティーガー戦車のスペック
シャーマン戦車(型名:M4 A3シャーマン)
乗員 5人
重量 33.6トン
全長 7.54メートル
全幅 2.99メートル
全高 2.97メートル
エンジン Ford GAA V8 ガソリン
速度 時速42キロメートル
航続距離 160キロメートル
武装 76mm砲、ブローニング機関銃×3
装甲 64ミリメートル(前面)、64ミリメートル(側面)、38ミリメートル(後面)

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ティーガー戦車(型名:ティーガー1)
乗員 5人
重量 57トン
全長 8.45メートル
全幅 3.7メートル
全高 2.93メートル
エンジン Maybach HL 230
速度 時速38キロメートル
航続距離 140キロメートル
武装 56口径88mm砲
装甲 100ミリメートル(前面)、80ミリメートル(側面)、80ミリメートル(後面)

映画『フューリー』は11月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開

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