キスマイ玉森、有川浩「レインツリーの国」実写化で映画初主演!
Kis-My-Ft2の玉森裕太が、有川浩の同名小説を実写化する2015年公開の映画『レインツリーの国』で映画初主演を果たすことが明らかになった。玉森はヒロイン・ひとみ(人見利香)に恋をするサラリーマン・向坂伸行を演じる。ひとみ役を務めるのは玉森と初共演で、実写映画初出演のモデル・西内まりや。初の映画主演に玉森は「素直にすごくうれしかったです。映画の主演を任されるのは初めてなので、気合いを入れて臨んでいます」と意気込みを語った。
有川のロングセラー小説を基にした本作は、伸行が中学時代に好きだった本の感想が書いてある「レインツリーの国」というブログを発見するところから始まるラブストーリー。ブログの管理人・ひとみとのメールを通じた交流や、人に会うのを拒むひとみの秘密を交えながら、会ったこともない人に恋をする主人公の純愛を映し出す。メガホンを取ったのは『県庁おもてなし課』『阪急電車 片道15分の奇跡』などで有川作品を実写化してきた三宅喜重監督。
自身の役柄について玉森は、「真っ直ぐで、思ったことをはっきりと言う人で、僕とは正反対(笑)」と説明しながら、「サラリーマン役は初めてなので、友達にどんなことが大変なのかを事前に聞きました」と役づくりに余念がない様子。また、本作はラブストーリーということで、「すごく真っ直ぐな2人の恋愛を描いた温かい映画なので、観てくださる方にキュンキュンしていただきたい」と胸キュン映画であることをアピールした。
実写映画初出演の西内は「映画に出演することは目標だったので、お話をいただいてとってもうれしかったです」と喜びを語り、「玉森さんは伸行のイメージそのままで気さくに話しかけてくださり、監督も、役についてアドバイスをしてくださって、リラックスして現場に入ることができました」と順調な撮影を振り返っている。
本作の撮影は10月18日にクランクイン。都内近郊を中心に、一部大阪にて、約1か月間の撮影を予定している。(編集部・吉田唯)
映画『レインツリーの国』は2015年全国公開