リドリー・スコット『エクソダス』からモーゼの海割れシーン公開!
預言者モーゼ役に『ダークナイト』シリーズのクリスチャン・ベイルを迎え、リドリー・スコット監督が自身の作品としては過去最大の予算を投じて製作した映画『エクソダス:神と王』から本予告が公開され、圧巻の海割れシーンの一部が明らかになった。
本作は、旧約聖書「出エジプト記」に記されている“10の奇跡”は史実であるという視点に立ち、最新の視覚効果と3D技術を駆使して製作された作品。今回公開された本予告では紅海の海割れシーンのほか、血に染まるナイル川、大量発生して地を覆うカエルなど、エジプト全土を襲う災いが圧倒的なスケールで描かれている。エキストラは延べ1万5,000人、1シーンで使用されたカメラは最大17台、戦闘シーンや奇跡のシーンでは多くの本物の生きた動物が使われるなど、徹底的にリアリティーを追求した映像に注目だ。
ベイルは本作について「モーゼのストーリーをどこまで描くか選ばなければならなかった。脚本を執筆したスティーヴン・ザイリアンは、本作を革命の話として捉え、彼の解釈によるエクソダス(出エジプト記)のストーリーとなった。だからこそ、このタイトルは“モーゼ”ではなく“エクソダス”なんだ」と説明している。兄弟同然に育てられながら“神に選ばれた男”モーゼと対立することになる、“神になろうとした男”エジプト王・ラムセスには、『華麗なるギャツビー』のジョエル・エドガートンがふんしている。(編集部・市川遥)
映画『エクソダス:神と王』は2015年1月全国公開