腸腫瘍が変化したモンスター&サラリーマンの交流描く!『バッド・マイロ!』12月公開
腸腫瘍が変化したキモかわいいモンスター・マイロと、日々のストレスからマイロを生み出してしまったごく普通のサラリーマンの姿を描いたホラーコメディー映画『バッド・マイロ!』が、12月20日より日本公開されることが決まった。
主人公は、嫌味な上司と問題ばかりの両親を持つサラリーマンのダンカン(ケン・マリーノ)。ダンカンのストレスが極限に達し、猛烈な腹痛に襲われては記憶を失うようになったのと同じころ、彼の周りでは何らかの動物にやられたような奇妙な惨殺事件が頻発するようになるが、何とその犯人は自分のストレスからできた腸腫瘍が変化したモンスター・マイロだった……! 甘えん坊でピュアで腸っぽいルックスのマイロが、大好きなダンカンのため、鋭い牙をむき出しにして彼にストレスを与える者たちを襲うさまが映し出される。
この時代にあえてCGを使わず特撮でマイロの造形と動きを作り上げたのは、ショートフィルムなどで活躍する新進気鋭のジェイコブ・ヴォーン監督。懐かしさの感じられるモンスターと人間の交流部分は、『E.T.』にも通じるハートウオーミングさといえるだろう。ちょっと怖くてかなり笑え、最後には感涙を誘う、キモかわいいマイロの活躍に注目だ。(編集部・市川遥)
映画『バッド・マイロ!』は12月20日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開