「2001年宇宙の旅」続編がテレビミニシリーズ化
アーサーC・クラーク著「2001年宇宙の旅」シリーズの最終巻「3001年終局への旅」が米ケーブル局SyfyでテレビミニシリーズになるとDeadlineなどが報じた。
脚本は映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』のキャラクター原案、映画『アイ・フランケンシュタイン』の原案/脚本/監督を担当したスチュアート・ビーティーが執筆するとのこと。リドリー・スコット、デヴィッド・W・ザッカーがエグゼクティブ・プロデューサーを務めるという。
4作品からなる小説「オデッセイ・シリーズ」で映像化されたのはスタンリー・キューブリック監督映画『2001年宇宙の旅』とピーター・ハイアムズ監督の『2010年』のみ。「3001年終局への旅」は、アーサー・C・クラークとキューブリック監督の遺産管理団体から賛意とサポートを得たうえで製作されるという。
「わたしは以前からクラークの『オデッセイ』シリーズとキューブリックの『2001年宇宙の旅』の大ファンでした。あの伝説的な作品を視聴者に届けられること、ストーリーにふさわしい最高の映像を継承していけることに興奮しています」とリドリー・スコットはコメントしている。(澤田理沙)