米アカデミー賞に『かぐや姫の物語』『ジョバンニの島』が出品!
現地時間4日、第87回アカデミー賞長編アニメ賞の審査対象作品が発表され、日本からスタジオジブリ制作の『かぐや姫の物語』(高畑勲監督)と、市村正親や仲間由紀恵らが声優を務めたことでも話題になった『ジョバンニの島』(西久保瑞穂監督)の2作品が出品されていることが明らかになった。
『かぐや姫の物語』は、日本最古の物語といわれる「竹取物語」を基に、かぐや姫の知られざる心情と運命を描いた作品。『ジョバンニの島』は、第2次世界大戦直後に北方四島で起きたソ連軍進駐を題材に、混乱や不安の中、懸命に生き抜こうとする幼い兄弟を映し出す。
同部門には他に、ディズニー最新作『ベイマックス』、人気ブロック玩具の世界を映画化した『LEGO(R)ムービー』、『ヒックとドラゴン』の続編『ハウ・トゥー・トレイン・ユア・ドラゴン2(原題) / How to Train Your Dragon 2』など計20作品が出品。最終的には5作品がノミネート作品として選ばれる。
ただし、現時点ではノミネート基準を満たしていないものもあり、期限までにその基準を満たす必要がある。
ノミネーション作品の発表は、来年1月15日(現地時間)。『風立ちぬ』に続き、日本アニメーション2年連続のノミネートとなるか期待したい。(編集部・中山雄一朗)