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濃厚な性描写も話題…波岡一喜、主演映画は30分で「マジか!」のシーンがやって来る

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ジョークを交えた解説で笑いを誘った波岡一喜
ジョークを交えた解説で笑いを誘った波岡一喜

 濃厚な性描写が話題の映画『夜だから Night,Because』の舞台あいさつが12日、都内で行われ、主演の波岡一喜千葉美裸福山功起監督が登壇。本作の見どころについて波岡は、「開始30分で『マジか!』と思い、最終的に『6マジか!』くらいある映画。5分おきに『子マジか』もいっぱい入っています」と本音半分、冗談半分の解説を披露し、会場から笑いがこぼれた。

映画『夜だから Night,Because』フォトギャラリー

 本作は、『ベイブルース ~25歳と364日~』「仮面ライダー鎧武/ガイム」などで知られる波岡と、シンガーソングライターとしても活躍する『非金属の夜』の千葉が、破滅的な愛を体当たりで演じた衝撃作。ある事件を機に京都府宮津市へと流れ着いた女エリカ(千葉)と、偶然出会った男タイチ(波岡)が織り成す孤独な魂のふれあいを官能的に描く。

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 脚本を読んだ段階で、「マジか!」を連発していたという波岡は、「いつもは役と距離を置くタイプなんですが、今回は自分からタイチに寄っていきましたね。現場では、僕であって僕でなかった」と述懐。これに対して千葉も、「脚本を読んで取りつかれてしまい、完全にエリカになり切って現場に入りました。かなり嫌な奴だったと思う」と振り返ると、福山監督も「(劇中のエリカのように)本当に扱いづらかった」と本音をこぼした。

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波岡一喜と千葉美裸

 また、一筋縄ではいかない本作の魅力について波岡は、「最近、何かをしながらでもスーッと入っていけるわかりやすい映画が多い。それはそれでいいことですが、この作品は昔のノワール的な映画で、真剣に観て、何を感じとるかは自分次第。わからない部分を『夜』というフィルターを通して、皆さんに感じ取ってもらう映画」と解説。

 一方の千葉は、プライベートな生い立ちにも触れ、「わたしは平穏無事な家庭で育ったわけではないので、家を飛び出して、自分の人生が映画だったらなぁって思った瞬間があった。そのときに女優になろうと決意したのですが、この作品でわたしの夢がひとつかないました」と声を詰まらせながら初日を迎えられた喜びをかみしめた。(取材:坂田正樹)

映画『夜だから Night,Because』は新宿バルト9ほかで公開中

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