ニコニコ超会議、来年は会場拡大！川上会長「幕張メッセが狭くなってきた」

　ドワンゴ及びニワンゴが運営する動画サービス「niconico」のイベント「ニコニコ超会議2015」（2015年4月25日、26日）は、会場規模を拡大し、幕張メッセ全11ホールを使って開催されることがわかった。17日、六本木・ニコファーレで行われた「ニコニコ超会議2015発表会」で発表された。

　今年は8ホールを使って開催された「ニコニコ超会議」だが、ドワンゴ会長・川上量生氏はビデオメッセージの中で「幕張メッセがそろそろ狭くなってきた」と不敵に11ホールまで規模を拡大することを宣言。しかし「たぶんガラガラです」と続けて満席の会場を沸かせた。

　「ニコニコ動画を地上に再現」をコンセプトに毎年、幕張メッセにて開催される「ニコニコ超会議」。年々規模が拡大しており、今年の入場者数は12万4,966人。この日、司会を務めたドワンゴ取締役の夏野剛氏は「20万人は無理だけど」と前置きしつつ、昨年以上の入場者数増加を見込んでいることを明言。発表は日程と正式名称、会場規模の拡大のみにとどまったが、その他詳細は1月に発表されるという。

　また、「ニコニコ超会議」の中で一番人気を誇るというゲームエリアを拡大展開したイベント「闘会議（とうかいぎ）2015」の開催も正式決定。「ニコニコ超会議」とは別日程の2015年1月31日、2月1日に同じく幕張メッセで開催される。こちらは特別協賛に任天堂が入り、同社の岩田聡社長からイベントの協賛報告とともに、ニコニコが推進する「クリエイター奨励プログラム」に12月から任天堂の著作物（本プログラム対象タイトル）を含む動画も対応できるようになることも併せて発表された。（取材・文：名鹿祥史）

「ニコニコ超会議2015」は2015年4月25日と26日に幕張メッセ国際展示場 1～11ホール、イベントホールで開催