『進撃の巨人』エレンは三浦春馬!ミカサ水原、アルミン本郷、ハンジ石原…新キャラも!
三浦春馬主演で実写化する『進撃の巨人』(2部作・2015年夏公開)の配役が発表され、「自由」を求める者・エレンを三浦、戦場を舞う女神・ミカサを水原希子、心優しき賢者・アルミンを本郷奏多、反逆の刃・ジャンを三浦貴大、飢えた狙撃手・サシャを桜庭ななみ、暴走する無邪気・ハンジを石原さとみが演じることが明らかになった。また、先日発表された長谷川博己らそのほかのキャスト陣は、映画版の新キャラクターにふんする。
累計発行部数4,000万部を突破した諫山創の同名大ヒット漫画を基にした本作は、諫山や樋口真嗣監督らが実写映画版のストーリーを構築する際に誕生した新キャラクターを交えつつ、巨人たちに立ち向かっていく人類の姿を描き出すファンタジー・アクション。『寄生獣』のキャラクタービジュアルディレクターなどで知られる柘植伊佐夫が扮装(ふんそう)統括、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの鷺巣詩郎が音楽を担当するなど、スタッフも日本映画界屈指の人材をそろえている。
キャスト発表の際に一部で原作の人気キャラクター・リヴァイ役だとうわさされていた長谷川は、映画版の新キャラクターで人類「最強」の男・シキシマ役を務める。さらに、慈愛深き豪傑・サンナギ役に松尾諭、悲しみの守護星・フクシ役に渡部秀、勇猛なる母性・ヒアナ役に水崎綾女、愛に生きる本能・リル役に武田梨奈、嘆きの先導者・ソウダ役にピエール瀧、「闇」を統べる者・クバル役に國村隼が起用されており、7人の新キャラクターが物語にどう関わってくるのか注目を浴びそうだ。
キャスティングについて佐藤善宏プロデューサーは「原作のキャラに外見が似ているか否かは全く考慮には入れませんでした」とキッパリ。「諫山先生と何度も話し合い、原作キャラたちのスピリットを体現できる俳優という基準のみでキャスティングを行いました」と明かしつつ、「俳優の方々は、何度も監督と役柄について話し合いを重ね、撮影に臨み、見事にその役割を果たしてくれたと思います」と自信をのぞかせた。(編集部・吉田唯)
映画『進撃の巨人』は2015年夏、前後篇2部作で全国東宝系にて公開