広末涼子、感涙!観客からのサプライズに「頑張ってきてよかった」
女優の広末涼子が22日、都内で行われた映画『想いのこし』の初日舞台あいさつに出席。イベント終了間際に満席の観客からクラッカーのサプライズを受け、「初日おめでとう!」と声をかけられると、感極まって涙を見せ、「頑張ってきてよかった」と笑顔で語った。この日は岡田将生、巨勢竜也、松井愛莉、鹿賀丈史、木南晴夏、平川雄一朗監督も出席した。
突然の事故で亡くなるも、小学生の息子(巨勢)を愛するあまり成仏せずに幽霊となった女性。ユウコを演じる広末。この日は、「大切な人からもらった思い出の品」について尋ねられると、巨勢が、広末から釣りの本と湯たんぽをプレゼントされたことを告白し、「釣りの本は今日も読んでいます。湯たんぽも広末さんの息子さんが選んでくれたものということで、今年の冬大切に使います」と広末に感謝のコメント。広末も「将来は釣りで生計を立てたいみたいです」と巨勢の将来の夢を紹介した。
自身の思い出の品について広末は「一番思い出に残っている大切な品は言えない」としつつ、撮影中、その巨勢から「シャチのぬいぐるみのキーホルダーとクッキーをもらってすごくうれしかった。わたしも大事にしています」と回答。舞台あいさつ中は巨勢と終始笑顔で向かい合うなど、仲の良い親子振りを見せ付けていた。
広末は本作について「予告編を観ると悲しい映画だと思われるかもしれませんが、本当に面白い、笑ってみれるような楽しい作品。気持ちを楽に見てほしい」とコメント。金と女にだらしない主人公を熱演した岡田も「金と女に最低な男を演じさせていただきました」と自虐ネタを交えて会場を沸かせつつ、「本当に面白い作品」と本作に自信の表情だった。(取材・文:名鹿祥史)
映画『想いのこし』は全国公開中