松田龍平&北村一輝が大爆笑!超絶アクション俳優も遠藤憲一の顔は怖い!
東南アジアの伝統的な格闘術シラットをベースにしたノンストップアクションで世界中の映画ファンを熱狂させた映画『ザ・レイド』の続編『ザ・レイドGOKUDO』に、前作に続いてメガホンを取ったギャレス・エヴァンス監督の熱烈なオファーを受けて出演した松田龍平、遠藤憲一、北村一輝が、主演のイコ・ウワイスと共に本作の魅力を語った。
【動画】超絶アクションが展開!『ザ・レイド GOKUDO』予告編
出演者でありながら、本作を一観客として楽しむことができたという松田。自身もこれまでにアクションシーンを経験してきたからこそ、撮影がいかに大変だったかを容易に想像できた。「一瞬で終わるシーンでも、実はものすごい時間をかけて撮影するもの。特に運動場での泥の中で展開するファイトは本当に大変だっただろうなって思いましたね」。
撮影の合間、イコのアクションシーンをのぞきに行ったという北村も「とにかくすごかった。日本だったら絶対にOKだと思うテイクでも、エヴァンス監督は何回もねばる。そのたびにイコは全く同じ間で、同じ高さにキックするんですけど、それって素人にはできないこと」とイコのアクションを絶賛。3人とも、その優しい顔立ちからは想像できないイコの迫力満点のアクションにすっかり魅入られた様子で、遠藤からは「もしゴトウ組が直接戦うことになったらやばいね。あのすごい相手と戦うには、確実に銃か日本刀が必要!」と物騒な発言も飛び出した。
一方のイコは、撮影に入る前にエヴァンス監督から三人が出演している作品を何本か渡されて観ていたといい、「松田さんはクールな人かと思っていたらすごくフレンドリー。それに北村さんも、日本とインドネシアの合作映画『KILLERS/キラーズ』で殺人鬼を演じていたので、もっと怖い方だと思っていたらすごく明るかった」とイメージとの違いにニッコリ。
だが遠藤については「現場でカメラをにらみつけるシーンがあって、そのシーンを観たら、本当にサディスティックな人間というのは、こんな顔をしているのだろうな、と思いました」と正直な思いを打ち明け、日本人キャストは大爆笑。だが最後には、7か月にも及ぶ撮影を続けて本作を撮り上げたエヴァンス監督に対して「映画を観たらわかりますけど、あれだけすさまじいシーンに役者を挑ませたのだから、本当のサディストは監督です!」と本作を語る上では最大級の賛辞(?)を贈り、日本人キャストもこれには笑顔でうなずいていた。(編集部・森田真帆)
映画『ザ・レイド GOKUDO』は11月22日より全国公開