前田敦子が風俗嬢に!難役に挑戦
俳優の渡部篤郎が主演する日曜オリジナルドラマ「翳りゆく夏」(WOWOW、来年1月~)の女性キャストが発表され、元AKB48のメンバーで女優の前田敦子が物語の鍵を握る風俗嬢という難役に挑戦していることがわかった。前田がWOWOWのドラマに出演するのは今回が初めて。
ドラマの原作は、赤井三尋の江戸川乱歩賞受賞の同名小説。窓際族となった新聞記者・梶秀和(渡部)が、20年前に発生した未解決の新生児誘拐事件についての再調査を命じられ、事件の関係者を訪ねるうちに衝撃的な事実が明らかになっていくというストーリーだ。
前田が演じるのは、事件の唯一の目撃者で現在は風俗嬢という女性。取材を重ね、真実へと近づく梶が訪ねる関係者の一人だ。『苦役列車』(2012)、『もらとりあむタマ子』(2013)で日本映画プロフェッショナル大賞の主演女優賞を2年連続で受賞するなど、女優としてのキャリアを確実に積み重ねている前田の演技力に注目したい。
そのほか、逃亡中に事故死した事件の犯人の娘・朝倉比呂子を門脇麦が熱演。朝倉は梶が務める新聞社の内定を得るも、犯人の娘であることを週刊誌にすっぱ抜かれ、入社の危機に直面する。また、板谷由夏、鶴田真由など実力派女優も名を連ねており、どのように物語に関わっていくかが気になるところだ。(編集部・坂下朋永)
ドラマ「翳りゆく夏」は2015年1月18日よりWOWOWにて放送開始(毎週日曜夜10時、第1話無料放送、全5話)